「緊急ではないが重要なこと」は「緊急で重要なこと」だった
時間は、誰にでも平等に与えられる資源 そして取り戻すことが誰にでも叶わない貴重で有限な資源
ビジネス書としてあまりにも有名な「7つの習慣」では、
第3の習慣「最優先事項を優先する」で、4つの領域に分類してタイムマネジメントの大切さが書かれている
4つの事象とは「緊急か/緊急でないか」を横軸に 「重要か/重要でないか」を縦軸にして組み合わせ
時間管理マトリックスを示す
ここで、第二象限といわれる 「緊急ではないが重要な」領域は、
ビジネスにとって、事業の継続や成長に欠かせない取り組みが当てはまる
今、取り組まなくても今日、明日に困ることもなく、目に見えて状況が悪化するわけではない事柄なので、
ついつい後回しにしがちな領域でもある
今日の経営者とのセッションは、「緊急ではないが重要なこと」をお題に、気になることをテーマ出しするところから始まった
テーマを絞り、何が問題で、理想的にはどうあるべきなのか
それを達成するためには何が必要なのか
丁寧にセッションを進めていった
そこで気づいていただいたのが、「なんとかしなきゃなあ とぼんやり考えていたことを、具体的に話をしはじめ、いろいろな角度で
考え始めたら、今すぐにでも取り組まねばならない、極めて重要で緊急的なこと」だったということだ
作業と違い、難度が高い取り組みは、緊急であってもそうでないように思い込んでしまうのかもしれない
そこに気づいてすぐに行動ができると、負わなくてもよいリスクを回避できる確度が高まる
第二象限のことを考える機会を提供することが、事業には極めて大事なことだ
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