自分を省みる発言ができるリーダーと そうでないリーダー

組織のリーダーの悩みには、「部下が、教えたことやリーダーとしての視点をなかなか理解してくれず、育成に時間がかかる」ということがよく登場する

その際に、「うーーん。自分の言い方が悪いのかなあ」とまず、自分を省みる発言ができるリーダーと

そうではないリーダーがいる。

 

前者のリーダーは、視点を変える質問をしたり、今のやり方を紐解いて、具体化したりすると

自ら気づきを得て、新たな部下との向き合い方を見出していくことが多い。

とても内省的で、自らの価値観、すなわち大事にしていることに強いこだわりをもたない。

いい意味で柔軟である。異なった価値観を受け入れられるので、周囲との関係も良好であり、

コーチングによって、リーダーとしての成長がより加速していらっしゃるなと実感できるタイプの方である

 

ルールに忠実である、仕事に長けている といった価値観を大事にしている人の中には

優通が利かないなと感じることが時折ある

自分と同じ価値観を、他人も持つべきだという考え方に凝り固まり、他者を認めない

そもそも「自分に問題がある」という考えがあまりない

 

前者のリーダーは、何か事象が起こった際に

「あれ?なんかうまくいかないなあ?」

「どうして相手はこんな風に考えたり、行動したりするんだろう?」

「もしかして、自分の伝え方や行動になにか問題があるのだろうか?」

という思考をして、しかも 私たちコーチ(第三者)に、自分を客観的に観察してもらうよう働きかける

それは、勇気のいることであるし、自分に謙虚な人でないとできないことだ。人としての強さを感じる

 

しかしながら、

融通のきかないリーダーは

「うまくいかないのは、相手が悪い、能力が低い」で完結してしまう

自分の信じるものを守り、他者にベクトルをむけたまま、下手をすると、相手の攻撃に転ずる

自分に向き合うことがない

それは、逆にいえば、自分に向き合う勇気や強さを持ち合わせていないということだ。

 

そういうときは、自分の弱さに向き合える日が来るまで待つしかないと考えている

 

その間に、コーチとしては、クライアントが受け入れられそうな範囲に応じたセッションができるように、

もっとスキルアップし、かつ、人としての基盤を整えることが大切なのだ

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