エグゼクティブコーチングは将来のための時間
中小企業の経営者に対し、定期的にコーチングをさせていただいている
1カ月に1度くらいのペースではあるが、
その時に経営者の方が、気になっていることや、これからどうしていこうかとぼんやり考えていらっしゃることがテーマになることが多い
経営者様が、コーチの私に話をすることで、何を得たいのか?にはしっかり集中してセッションを進める
現況に課題を感じられている時に
どうしてそれを課題と感じるのか?そこにご自分の考え方や感情や捉え方に何が潜んでいるのか? 気づきを得ていただく質問を投げかける
沈黙が続くこともある
たかが30秒くらいなのだろうが、ひどく長く感じるのが沈黙の怖さだ
それでも答えをしっかり待つ
必ず答えは出てくるから不思議なものだ
何かにご自分で気づいた時、そこにどう向き合い、どうしていきたいかをいっしょに探求していく
そして、一歩先にすすめるための行動も決めていく
経営者のコーチングは、プライベートな話題の時を除き
基本的には事業を未来に向かってどう継続し、どう発展させていくかということがベースになっている
技術的に解決できる、すなわち既に解決策が見えているものは、コーチングの話題にはあまりならない
たいてい人に関わることが根底にある 決められた解決策がないから、答えを見出していかなければならないからだろう
経営者自身が当事者としてどう向き合っていくかということになるのだが、経営者自身が変わらなければならないこともある
だからこそ、気づきが欲しいのだと思う 自分自身の内面にあるものを引き出してほしいのだと思う 後押しも欲しいのだと思う
経営者とのセッションを終えて、フィードバックを受けると
日頃 業務のことばかりしか考えない
こうやって、1時間という時間を使って、将来を見据え、自分に向き合う時間を確保できることがいかに大切かがよくわかる
という感想をいただける
エグゼクティブコーチングの意義は、ここにある