出汁文化を考える 日本橋 八木長本店に行ってみた

「出汁という宇宙」 (西山麻美子著)https://amzn.asia/d/gcsuRS6 を読む機会をいただき

春を思わせる陽気の中、三越前の八木長本店に足を運んだ

創業287年 九代目の社長が西山麻美子さんである

(八木長本店のサイト https://yagicho-honten.tokyo/

決して広くはない店内ではあるが、鰹節、昆布、豆などが棚に並ぶ

 

今日は、平日であったため、偶然 店内に私ひとりになるタイミングがあり

店員さんにいろいろお話をお伺いすることができた

出汁となる昆布や鰹節にとことんこだわり、

高級料亭やミシュランレストランから なくてはならないという存在だということ

商品に対する自信と誇りが、やさしい口調の中からもしっかり伝わってきた

 

 

私も、食の安心安全には比較的関心が高く、出汁は昆布と煮干しを水出しで使っている

また、昭和の人間だからなのかもしれないが、もったいない意識が強く、

出汁に使った昆布はお酢で柔らかくして昆布の佃煮にして残さず食べる

とはいえ、煮干しは使いきれていない

 

出汁文化は、野菜や肉や魚の素材を最大限活かした、上品な旨味を味わうことができるだけでなく

最後まで食材を使いきって、さらにおいしさも栄養もとることができる きわめてすぐれた文化なのだ

海外に行くと、食傷気味になって、日本食が恋しくなるのだけど

それは、何百年も昔から培われ、受け継がれてきた出汁文化が、食の味わいの幅をひろめて

何を食べてもおいしい文化を形成してきたんだと 腹落ちができた

 

実は、昆布にしろ、鰹節にしろ、煮干しにしろ栄養素のほとんどはだしがらに残っているそうだ

詳しくはこちら https://amzn.asia/d/5eKX44R

だったら、煮干しの活かし方もマスターしよう

小さなことからはじめるSDG’Sとして。

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