深まるほど足りない自分に気づく
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関東地方は、このところすっきりしないお天気が続き、4月になるというのに肌寒い日が続く
それでも桜は満開だ
青空の中での満開の桜は見られないけど、薄紅の桜が楚々と、優雅に咲き誇る道を散歩するのは気持ちがよい
長年 コーチングをしている女性が、4月を迎え、新たな挑戦に臨もうとしている
既に多くの資格を有し、社内からもお客様からもひっきりなしにお声がかかる存在で、
十分社内外からの評価も得ているのに、
「これ以上何が足りないの?資格マニア?」
ととらえられているのかもしれない
彼女の想いはそうではない。
お客様への価値提供を意識し続けると、どんどん自分の足りないところに気が付くのだという
もちろん 何もかも専門家になることはできないので、選択はしている
しかし、ここは自分が最も活かせる領域だという分野には、学習や投資は欠かさない
資格は、知識の習熟度が目に見えるし、目標を立てやすいから臨んでいるだけで、
すべて実践で活かすための努力だという
将来の漠然とした不安もあるかもしれないが、今を大事にしたいという思いがあふれている
お客様への提供価値と対価を常に突き付けられるのが、独立している我々のような存在だ
中小企業診断士という資格も、コーチングという資格も
お客様への提供価値を踏まえて実践しようとすると
実践できないことが多々あることに気がつく
深めれば深めるほど足りない自分にきがつくのだ
この自分の今の在り方を 客観視する努力
足りないところを補っていただく素敵な仲間と共存しあえるような努力
そして、足りないところを学習し実践に使えるようにする不断の努力
これが大切なことをクライアントから教えられた一日であった
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