話すは技術 聴くは器
愛知県尼層堂堂頭の青山俊薫先生は、次のようにおっしゃられたと
「致知」を読んで知った
「大事なことは耳鳴りがするほどきけ、
しかも、毎回初めて聞く思いできけ
聞くということは、自分の持ち合わせている、
器の大きさでしか聞けない」
私はコーチングを習得する過程で、「話すは技術 聴くは器」という言葉を知り
自戒の言葉にすると同時に、さまざまクライアントに出会う中で、
この言葉がいかに的を射たものかを実感している
先週 診断士の研究会の講義の後の交流会の席で
非常に著名な、大先生といわれるお年を召した先輩診断士の方が、こんなことをおっしゃった
「講義の中で、自分の知らない知識が出てきた
顧問先のご相談にちょうどその知識がぴったり当てはまると気が付いて
すぐに図書館に赴いて、本を読んでしっかり勉強し、お客様にもそれを提供できた」
傍からみたら権威のある方なのに、その謙虚さに ただただ驚いた
(権威のある方は、そうではなく上から目線の方が多いというのも単なる私の印象なのかもしれないが)
講義を毎回 新人の私たちに交じって聴きにいらっしゃるだけでも驚きなのに
さらに、その講義の中で、はじめて聴く言葉だと、聴いた傍からすぐに図書館に向かう
器の違いというのはこういうことを言うのだと ただただ私は感動してしまった
自分に対するフィードバックも
大事だと思える言葉も
すべて受け止め、受け入れられるようにしよう
それだけでなく、お客様にとって提供価値になるものが
十分理解できていないな、よくわからないなと
おもったら、労力を惜しまないように行動しよう
それが自分自身の器をより大きくする 術だなと感じた
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