部下にイラっとする
桜は、葉桜になりつつあるけど、つつじやハナミズキが咲き始めました
彩り豊かな花々が一斉に咲きだし、そして新緑が美しい
初夏を思わせる、躍動感あふれるこの季節が、私は一番好き 散歩が楽しくてしかたがありません
先週のコーチングセッションは、なぜか 部下にイラっとするテーマが多かった気がします
単なる偶然ですが、それだけ日常茶飯事なことでもあるのでしょう
私も、組織にいてマネジメントをしていた時は、コーチングマインドをもっていなかったせいもあり、正直イラっとしていることが多々あったと思います
部下にイラっとするとき、上司としてのあなたの心の中では どのような心の叫びが生じていますか?
例えば・・・・
「自分は、こんなことは10分でできるのに、なぜこんなに時間がかかってるんだ!」
「ちゃんと確認したのに、すっかり忘れてしまって、何やってるんだ! 責任感がないとしか思えない!」
「同じ時期に入った○○さんは、もうすっかりマスターしてるのに、いつまでも覚えないんだな。何やってるんだ!」
「この仕事をやっているのだったら、普通、ここまで気が付くのがあたりまえだろう」
こんな感じでしょうか?
コーチングセッションの場面では、こういうケースの場合 ポジションチェンジといって
クライアントに部下になっていただき、あなたが叫んでいる心の声を感じていただくことをやってみることがあります
部下の立場になって、心の声を感じると、ハッとされます (全員そうなるとは限りませんが・・・)
自分と比べていることに気づいたり、
部下同士で優劣をつけていることに気づいたり
一つのことで、決めつけていることに気づいたり
自分にとって当然なことは、みんなにも当然だと押し付けていたことにきづいたり
仕事で要求される機能がまだできていないだけなのに、人として駄目だと思い込んでいることに気づいたりです
他人に対しての怒りが、自分の思い込みや決めつけにあることや
ひとりの人間としてみてるのではなく、機能の善し悪しで判断していることから生ずることに気がつくのです
自分に問題があったなあ とおっしゃっていただく人は、どんどん変わっていきます
部下を一人の人として大切に想い、昨日より今日、今日より明日の成長を見るように意識されます
このような気づきと行動の変容がうまれると本当にほっとするのです